「新型コロナウイルス感染症拡大の影響等による解雇や雇い止めにより離職を余儀なくされた方等を、正社員として採用し、定着を図るために計画的な指導育成の取組を行った企業に対し、助成金を支給します」と募集要項にありますが、間接的なコロナの影響による解雇や雇止めによる離職も対象となります。
補助対象事業者
(公財)東京しごと財団(しごとセンター)が実施する以下のいずれかの就職支援事業に参加した者を正社員として採用し1か月以上継続雇用していること。なお、非正規社員として採用し、6か月未満で正規転換した者も対象となりますが、6か月以上の正規転換でればキャリアアップ助成金を申請できる余地がありますので。非正規から正規転換であればキャリアアップのをお勧めします。
- 雇用創出・安定化支援事業(令和2年度に東京都が実施した雇用安定化就業支援事業を含む)
- ものづくり産業人材確保支援事業
- 原油価格高騰等に係る雇用創出・安定化支援事業
※採用日(非正規採用の場合はその採用日)時点の満年齢が34歳以下または55歳以上の方
※都内に雇用保険適用事業所を置く中小企業事業主等に限ります。
支給要件
対象となる労働者に対して、支援期間(3か月)のうちに、以下の支援を行うこと。
- 指導育成計画(3年間)の策定
- 指導育成計画に基づく研修の実施
- 指導育成者(メンター)の選任及びメンターによる指導
※採用日から支援期間終了日まで対象労働者が都内に勤務していること。
助成額
- 対象労働者1人…20万円
- 対象労働者2人…60万円
- 対象労働者3人以上…60万円
- 申請は1年度につき雇用保険適用事業所ごとに3回を限度とし、1年度の上限額は60万円です。
- 指導育成計画等に関する業務を専門家に委託した場合、5万円(1事業主あたり1回限り)を加算します。
申請方法
郵送または電子申請(jグランツ)にて申請ができます。
第1回の申請受付は令和5年4月3日(月)から開始となります。