国税庁は、令和7年版の「源泉徴収のあらまし」と「源泉徴収のしかた」を令和6年12月6日に公表しました。「源泉徴収のあらまし」は、令和6年9月1日時点の所得税法等の規定に基づき、令和7年における源泉徴収の仕組みや内容を解説したもので、源泉徴収事務に携わる方が理解を深めるために作成されています。

一方、「源泉徴収のしかた」は、会社や商店などが日常的に行う源泉徴収事務の概要を説明したものです。いずれの資料にも、「給与所得の源泉徴収事務」や「退職所得の源泉徴収事務」が取り上げられており、特に「給与所得の源泉徴収事務」を中心に確認することが推奨されています。

令和7年に向けて目立った法改正はありませんが、令和7年1月からの源泉徴収事務に備え、内容を改めて確認しておくことが重要です。詳しくは国税庁の公式ページをご覧ください。

＜令和7年版源泉徴収のあらまし（令和6年12月6日）＞
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/gensen/aramashi2024/index.htm

＜令和7年版源泉徴収のしかた（令和6年12月6日）＞
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/gensen/shikata_r07/01.htm