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コンビニで健康保険証が使えなくなったのは当然

「今まで使えていた健康保険証が、急に使えなくなった」そう聞くと、改悪や混乱を連想するかもしれません。ただ、社労士として制度と現場を見ている立場から言えば、今回の対応は当然です。むしろ、
なぜ今まで通っていたのかその方が不思議でした。

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コンビニ各社、酒・タバコでの「健康保険証」年齢確認が不可に 「本人確認書類」から外す企業続出(J-CASTニュース) – Yahoo!ニュース

健康保険証を本人確認に使ってきたこと自体が無理だった

健康保険証は、医療保険の資格を確認するための書類です。本人確認や年齢確認を目的としたものではありません。顔写真はない。住所も最新とは限らない。本人が持っているだけで、第三者でも使えてしまう。これを年齢確認に使うのは制度的にも、実務的にも無理があるかもしれません。金融機関の現場では、もう20年以上前から「健康保険証単体は不可」という整理がされています。コンビニだけが、慣行と現場判断で持ちこたえてきた。それが限界に来ただけです。今回、セブン-イレブンファミリーマートローソンが一斉に対応を変えたのも、独自判断ではありません。日本フランチャイズチェーン協会 の年齢確認ガイドラインで、「顔写真のない証明書は使わない」と整理された結果です。


問題は制度ではなく「受け皿を用意してこなかったこと」

一方で、現場で困る人が出るのも事実です。免許証は返納した。パスポートは持っていない。マイナンバーカードも作っていない。高齢者には、こうした方が一定数います。資格確認書はある。しかし、それは医療用の書類で、顔写真もない。年齢確認に使えないのは、制度上、当然です。ここで勘違いしてはいけません。問題は「コンビニが冷たい」ことではありません。本人確認と医療資格確認を、ずっと混同して放置してきた行政側の設計ミスです。社労士としては、ここをはっきり言うべきです。今回の変更は正しい。健康保険証が本人確認書類として外れるのは、当然。ただし、免許証もマイナカードも持たない人への代替手段を用意しないまま整理したそこに、次の課題があります。結論として。今回の話は「締め付け」ではありません。ようやく現実に制度が追いついただけだと思います。

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