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電車が遅れて遅刻した場合の対応

【速報】オーバーランの影響か…東北新幹線は東京駅から盛岡駅の上下線で運転見合わせを考える

東北新幹線が郡山駅でのオーバーランの影響で東京駅から盛岡駅の上下線で運転を見合わせています。運転再開の見込みは立っていません。

新幹線を使用して通勤している人たちには大きな影響があると考えます。今回は電車の遅延や運転見合わせで会社の始業時間に間に合わなかった場合の対応というものを考えてみたいと思います。

遅刻証明書の取得

電車の遅延による遅刻の場合、遅延証明書を受け取ることが重要です。遅延証明書は、遅れた日付、時間帯、遅延時間を記載したもので、駅員から受け取るか、駅の改札窓口で入手できます。これを提出することで、遅刻の理由を証明できます。

就業規則を基準に判断

従業員が遅刻した場合、一般的には就業規則を基準にして対処します。就業規則に「遅刻によって働いていない時間分の賃金を控除する」と定められている場合、遅刻により業務に従事できなかった時間分の賃金を控除します。また、正当な理由がある遅刻に対しては、定時に出社したものとして扱うこともあります。

ノーワークノーペイの原則

法的には、遅刻した時間分の給与を支払う必要はありません。ノーワークノーペイの原則に基づき、労働していない時間に相当する給与を支払う義務はありません。

遅刻早退控除に注意

遅延証明書を持っていても、遅刻した時間に相当する金額だけを1分単位で控除することに注意してください。端数が出た場合は切り捨て、遅刻した時間以上の金額を控除しないようにしましょう。

基本的には「余裕を持って出勤」が社会人としてのルールと考えますが、余裕を持ちすぎて出勤してしまうと、その分が「労働時間」としてカウントされてしまうリスクがあります。この「早出」を就業規則でどのようにルール化するかが労務管理の難しいポイントです。大切なのは就業規則や日々の労働時間管理になります。

ご相談は仙台の社労士 社会保険労務士法人ブレインズまで。

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